心はいつも雨模様

記憶より記録

驟雨日記 ~ 夜行バスにて ~

中村文則さんの文学講座に参加するために、東京へと足を運ぶ。今、夜行バスにてこの日記を書いている。課題図書が出ていて、何とか当日までに読み終えることができた。中村文則著「私の消滅」とアルベール・カミュ著「転落・追放と王国」の2冊。正直、カミュの方は難しくてよく分からなかった。読み終えるのにとても苦労した。こんな状態で明日議論を交わせるのかとても心配だ。この焦りは、何だか、小学生時代の宿題を忘れた絶望感とよく似てる。とりあえず、一つでもいいから自分の意見が言えるように、夜行バスの中で考えを纏めていこう。まったく、いつもいつも行き当たりばったりだ。

2017年5月19日 夜行バスにて