心はいつも雨模様

記憶より記録

眠れない夜に小五郎を。

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目を瞑り、いざ眠りにつこうとしても、どうしても眠れない時がある。

それは何かの大会前の緊張であるとか、恋人との初デート前日のドキがムネムネ状態であるとか、そういった新鮮味のある感情ではなく、ただ単に、眠れない夜のことを指す。これは非常に辛い。頑張ってどうこうできるようなものではないから、眠れなければ眠れない夜を過ごすだけになる。昔ながらの知恵、羊を数える手法を使っても、効果は期待できない。これが休日ならまだ救いはある。しかし平日で明日仕事があるともなれば、もはやオッパッピー状態である。

眠れない原因はどうやら脳が興奮状態にあるかららしい。その興奮を抑える機能が十分に働いていない、と言うわけだ。人の身体は、自律神経系の交感神経と副交感神経とがうまくバランスをとり合い、それにより身体の均衡が保たれる。具体的には、朝起きて活動を開始すると交感神経が優位に働き、そして、夜、眠りにつくときには副交感神経が優位に働く。つまり、私たちの体はシーソーゲームのように行ったりきたりの状態を繰り返し、身体のリズムを整えているのだ。

私には、そのシーソーゲームの状態がうまく作用していない。
考えてみると、確かにそうだ。外に出て体は動かさないし、日にも当たらない、それでいてバランスの良い食事にも気にかけない。ストレスと偏った栄養分が私の中に貯まり続ける日々。私の中にある複雑なシーソーは、常にマイナスの方面に傾いていることになる。(交感神経寄り)これでは当然、眠りにも影響するといってもいいだろう。

しかし、解決策はある。

それは、眠りの小五郎を見習うこと。彼ほど参考になりえる人物は、他にいないと私は踏んだ。適度に仕事をこなし(コナンをうなく利用)、適度に恋をし(何事にも活発)、適度に酒や煙草の嗜好品をたしなみ、ストレスを軽減する。これだと身体の中の自律神経系も適度に働くこと間違いないだろう。

だから、明日からスーツを着て、ちょび髭を生やして、ちょっとした間抜け面で、生きていこう。

眠れない夜に小五郎を。

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運動します…。