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心はいつも雨模様

徒然なるままに書いていきます。

2017年、初夏、東京②

私「ゴールデンウィークに東京行くので一緒に遊びませんか?」
先輩「いいよー。どこ行きたいかなー?」
私「秋葉原の街並みが気になりますね」
先輩「よし行こう!アキバで待ち合わせにしよう」
…というわけでゴールデンウィークの2日目は秋葉原から始まりました。

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朝の神田川 

秋葉原と言えばメイドカフェ。道を歩いていると、たくさんのメイドさんが呼び込みをやっているので、一歩足を踏み出せば簡単に声を掛けられます。
先輩「ほら、チラシを受け取ってあげなよ。もしかすると覚えてもらえるかもよ」
私「どうせ客商売だから、受け取ってあげても、すぐに忘れられますよ」
先輩「夢がないなあ」
私「現実をしっかりと生きているんです」
実際にチラシを受け取ってみると「ぜひ遊びに来てくださいねー🎵」とノリノリで言われましたが、数分後に同じ道、同じメイドさんの前を歩くと「初めましてー🎵いかがですかー🎵」とチラシを差し出されました(笑)所詮客商売なので、本当の愛は込められていません。

そんな私たちはメイドカフェには行かず、猫カフェにいきました。なぜ猫カフェなのかというと、先輩も私も猫が大好きだからです。猫カフェの看板が目の前に現れた瞬間、秋葉原でやることが決まりました。「彼女を作って猫カフェに行くのが私の夢だったのになあ」と呟くと、先輩は苦い顔をしました。男二人で行く猫カフェ。実に物寂しいものがあります。でも先輩には恋人がいるので、物寂しさなんてものともしていない様子でした。何だか私だけ置き去りにされている感じがあり、甚だ不毛でした。

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お洒落な籠で寝る猫

しかし、猫カフェは正解でした。フワフワとした可愛い猫たちが、目の前にたくさんいるのです。私たちは夢中になって写真を撮りました。どの猫も可愛かったのですが、脚の短い子供の三毛猫が特に可愛すぎました。周りの猫にちょっかいをかけ、走って逃げる愛らしさ、そして短い脚でテコテコと歩く姿は、周りのお客さんを萌え死にさせていました。私たちは1時間以上猫カフェに滞在し、幸せなひと時を過ごしました。猫カフェは時間制です。今回は30分で600円くらいかかりました。

猫カフェの次はガチャポン会館へ行きました。これは私の要望です。ネットで調べて、気になるお店として候補に上げていました。400種類のガチャガチャが店内に集まっているお店って、ロマンがあると思いませんか。思いますよね。私たちはようやく秋葉原らしさを満喫する行動をとることになりました。

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ガチャポン会館

お店に入ると、いろんなガチャガチャが所狭しと並んでいました。その中で一つだけ目を引くガチャガチャを発見しました。

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おでんの具材がそのままキーホルダーとなったガチャガチャです。
先輩「これはいいな」
私「それ、自分も気になってました」
先輩「俺、やーろおっと。このタコの足が当たりだね」
私「タコの足いいですね。でも自分は大根も当たりだと思います」
一回目を回すとはちくわが出てきました。私もやってみるとちくわが出ました。
先輩「ちくわしか出ないのかな?」
私「ちくわでも、結構リアルなのでいいと思いますよ」
先輩「もう一回やる」
どうしても諦めきれない先輩。もう一度ガチャガチャを回し、見事執念でタコの足を当てました。さすがはやる時はやる男です。タコの足はテカテカしていて、とてもリアルでした。

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タコ足とちくわ

お昼ご飯は神保町でカレーを食べることにしました。カレー屋に向かう道中、たくさんの古本屋があり、私の胸をときめかせました。何冊か買おうかと思いましたが、荷物になるのでやめました。

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神保町の街並み

カレー屋に到着すると看板に『カリー屋』と書かれていました。どうやらインドから直接伝わったカレーは『カリー』と呼ぶそうです。私たちは発音よく「○○カリー」と言い、ゲラゲラと笑いました。まるで小学生です。カレーはとても辛かったです。私たちが行ったお店では、辛さを自由に調節でき、70倍くらいまでの辛さを注文することができました。ちなみに1倍が通常の辛さです。先輩は「3倍が普通の辛さらしいよ」と私を騙し、辛いカレーを食わそうとしました。しかし、今回行ったお店のカレーは基本的にどれも辛く、通常の辛さが市販のカレーの辛口にあたりました。先輩は安全策で2倍の辛さのカレーを注文していましたが、安全策実のらず、辛さに苦戦していました。私も同じです。でも隣の席から「10倍をお願いします」「30倍をお願いします」という声が頻繁に聞こえてくるので、とても恐ろしかったです。カレーは甘口、もしくはピリ辛に限ります。

カレーを食べた後は適当ブラブラして、浅草に行きました。『夜は短し歩けよ乙女』の映画のことを話していたら、不意に電気ブランが飲みたくなったからです。浅草に到着するやいなや、神谷バーの隣にあるお酒屋さんで電気ブランを購入し、そのまま隅田川へ移動し、川のほとりでスカイツリーを眺めながら、酒を酌み交わしました。

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電気ブランスカイツリー (先輩撮影)

電気ブランを飲みながら、仕事についていろいろ話し合いました。どうやら先輩も苦労しているようで、驚くべきことに転職活動もしていたことが分かりました。いろんな人に好かれて、仕事もテキパキとこなす先輩が、仕事に不満を抱いているとは想像もつきませんでした。悩みのない人なんてこの世にいない。しかしほとんどの人がわがままな連中であるこの世界。先輩には後者であって欲しいと、そう心から思いました。

電気ブランを嗜んだ後は、浅草寺へ行き、お参りをしました。

先輩「何を願ったの?」
私「先輩には関係ないです」
先輩「どうせ恋人ができますように、とかだろう」
私「人の心を勝手に読まないでください」
先輩「当たりかよ」

私たちは気分が良くなってきたので、このまま男二人で花やしきへ行きました。私は花やしきという遊園地が存在することをまったく知らなかったので、あると聞いたときはとてもワクワクしました。先輩曰く、恋人とのデートにはうってつけの場所らしいです。ディズニーランドはたいていの女性が足を運んでいるので、ディズニーデートはそんなにときめかないそうです。花やしきでのデートが、女性のハートを掴むのだと、そう豪語していました。おそらくすべて出鱈目でしょう。

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花やしき

先輩「何が乗りたい」
私「ジェットコースターなんてどうでしょう」
先輩「いいね、俺がおごってやろう」
こうして先輩のおごりで、ジェットコースターに乗りました。このジェットコースターは還暦を迎えていたため、ひどく痛んでいました。進むだけでガタガタと揺れるので、いろんな意味で恐ろしかったです。

ジェットコースターを乗り終えた時には17時を回っていました。大阪まで帰るのに、新幹線で2時間30分かかるので、そろそろ帰らなければいけません。

急いで東京駅へ行き、切符を買い、先輩と別れの挨拶を交わしました。別れというものは、あっけなく到来するものです。
先輩「辛くなったら、いつでも言いに来なよ。また遊ぼうな」
私「ありがとうございます。何とか頑張ってみます」
こうして、私のゴールデンウィークの東京旅行は、終わりを迎えました。
短い旅行でしたが、この東京旅行のおかげで、ゴールデンウィークがとても有意義なものとなりました。
これで5月病を何とか切り抜けていきたいものです。

ゴールデンウィークに誕生日を迎え25歳になりました。25年目にして、最近ようやく分かってきたことがあります。それは、私の周りには、良い人が多いということです。それもそのはず、こんな冴えない私を相手にしてくれるのは、よほど心が広い人か、あるいは、変人か、そのどちらかだと思います。あいにく私の周りに変人は、たぶんいませんので、心の広い人たちばかりです。
友人は少ないですが、私を相手にしてくれる全ての優しい人たちに、それ以上の優しさが返せるように、素直に生きていきたいなと思いました。