心はいつも雨模様

記憶より記録

約半年間、映画に費やした金額

 2016年の秋、「今年は映画の秋にするぞ」と意気込み、週に一度は映画館で映画を鑑賞することを目標に掲げた。しかし2017年に入り、その目標が地味に続いている為、今の私の財政を圧迫している。「継続は力なり」は素晴らしいことだけど、それなりに休憩を取らないと、タイヘンなことになってしまう。
 振り返ると、昨年の秋から今日に至るまでの間、映画館で映画を20回以上鑑賞してきたことになる。最初の5回は会員の割引を使っていないので、1回の鑑賞料金が1800円もかかっていた。

 1800 × 5 = 9000円 ← うまい棒が900本も買える

 その後の約15回は会員登録を済まし、割引を使って鑑賞したので、1回の鑑賞料金が1000円か1300円。基本はレイトショーで鑑賞したので1000円で観ることが多かった。

 1000 × 15 = 15000 ← 旅行で贅沢なホテルに泊まれる
 20回の映画鑑賞の合計
 15000 + 9000 = 24000 ← 名のあるブランド物が買える

 改めて金額を計算してみると、結構かかってるなと感じる。暇な時間を映画鑑賞という素敵な時間に費やせたのなら、非常にプライスレスだと考えるが、ただ、レンタルして観るという手段もある。その方法だとあまり映画の料金がかからないので、私の財政は圧迫されない。
 新作の映画のレンタル料を、一泊二日の300円だと仮定すると、その安さは一目瞭然だ。

 新作レンタルした場合の20回の映画鑑賞の合計

 300 × 20 = 6000 ← うまい棒600本しか買えない

 以上の事から、映画館で観る楽しみもあるけど、新作の映画を借りて鑑賞する方法も、取り入れてみるべきなのかもしれない。

妄想手紙 ~ 幼馴染へ送る 1通目 (私) ~

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 森見登美彦さんの『恋文の技術』や夏目漱石の『漱石書簡集』そして姫野カオルコさんの『終業式』の書簡体小説が大好きすぎるので、自分も真似て、たまに手紙形式で記事を書いていきたいと思う。

 タイトルは妄想手紙と書いているけど、実際に起きたことやその場面の空気など、もしかすると手紙に反映させているかもしれない。しかし過去は幻想に過ぎないし、大して充実した人生を送っていない私なので、妄想が膨らみ過ぎ、あり得ないことを書いてしまうかもしれないが、まあ、楽しく記事を書いていけたらそれでいいと思っている。

 尚、この手紙形式の記事を数少ない友人に見られると非常に恥ずかしいので、私と、そして、このくだらない記事を見に来てくださった心優しい寛容な読者様だけの秘密である。

 

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初めて指導する立場を経験します。

私は生まれてこの方、誰かを指導する立場に立ったことがありません。思い起こせばいつも指導される側にいたように思います。"指導"と聞くと少し堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、誰かに対して何かを親身になって教える、いわば講師のような仕事も、私は指導に入ると思っています。

私は小学生時代にたくさんの習い事をしていました。ピアノ、英語の塾、スイミングスクール、習字、野球。小学生ながら忙しなく過ごしていたなあ、と社会人になった今でも思います。さらにその後も、高校受験や大学受験、就職の為の資格取得など、私は常に何かを"教わる"側で人生を過ごしてきました。

今回、社会人の基礎的なスキルを身につけるためのパソコン講座が行われ、私はその補助をすることになりました。実際に教壇に立ってExcelやWordのやり方を教えるのは別の人ですが、質問などがあれば、真っ先に教えに行かなければいけない立場です。本当に補助的ではあるけれど、少なからず指導する立場にあります。ですから、考えるだけでとても緊張してきます。

IT業界で働いてるくせに、パソコンのことなんてよく知りません。キーボードを見ないとまともに文字を打てなかった1年前の私が、1年間プログラミングの基礎的な知識を学んできた程度の実力です。ExcelやWordも業務でそんなに扱ってきませんでした。そんな感じだから、人に教えられるような知識も持ち合わせていないし、何より、丁寧に分かりやすく教えることが、今の私には難しいように思います。

願わくは、どうかどうか、私に質問が飛んできませんように…。

いや、違うでしょう。阿呆ですか私はっ。

嫌なことにも積極的に挑み続けていき、それを自身の成長に繋げていくと、就職活動の自己アピールで唇ずっぱく言ってきたはずでしょう。

逃げるな自分。逃げ腰の姿勢ではいつまでたっても成長しない自分のままだ!

かつて就職浪人をしていた私は、スーパーマーケットで働いていた時代がありました。そのときのチーフのお姉さんからよく言われていた台詞があります。

人前で働く上で大切なことは、とにかく、堂々としていること。分かんなくても、分からないなりに、前向きに対処していきなさい。完璧にできる人間なんて、そうそういないんだから

そうです。今から私にできることは、ただ堂々と、指導員として仕事をしていくだけなのかもしれません。足掻いたって何も変わりはしないから、キモチを整理していくことだけを第一に考えていきます。

こうして過去に出会った人たちの言葉が、今になって背中を押してくれているのを考えると、何だか嬉しい限りです。

明日、がんばろうか。

「すみません、ここが分かりませーん」と質問しに来る人がいたら、

「私も、分かりませーん」と、堂々と答えてみよう。

それじゃあ、仕事にならないか。

嫌なことを目の前に控えた、一社会人の戯言でした。