心はいつも雨模様

記憶より記録

驟雨日記 ~ 梅田と難波を使い分け ~

大阪で何か買い物をするなら、まず真っ先に思い浮かぶ場所が梅田か難波だ。この大阪の二大地域は休日のみならず平日も多くの人で賑わいを見せている。どちらも地下鉄の御堂筋線で簡単に行くことが出来るから、地元の人や旅行者でごった返す。

お店がたくさんあるので買い物には困ることはないのだけど、2つの地域には大きは違いがある。難波はどちらかというと中高生向けの安い雑貨や飲食店が多くある。心斎橋まで続く長いトンネルのような商店街は四次元ポケット並に何でもあるので「何か買い物をしたいな」と思ったなら難波に行くのが最善だ。

一方で梅田は少々値の張る商品が綺麗なガラス張りのお店に並べられている。財布、手帳、万年筆、ペンケース、名刺入れ、時計、バッグ、アクセサリーなど、一目見た瞬間に「高価だな」と分かるものがガラスケースの中に陳列されている。

この2つの地域を私は使い分ける。難波だと暇な時にフラフラと出歩いて、多くの商品を見物しながら運命的な出会いに期待する。梅田だと目的を持って足を運ぶ。意中の人に逢いに行くかのような熱心さの籠った足取りで目的のお店を目指す。

たまに意中の商品が高価過ぎてフラれることもある。
今日はちょっぴり高価なノートを買いに出掛けた。
無事に出会うことが出来たのでラッキーだった。