心はいつも雨模様

記憶より記録

梅雨入り前の眠れない日

今週はかなりキツイ週となった。このままこの生活を続けていけば、きっと、私自身が壊れてしまうだろう。5月の走り梅雨が去り、本格的な梅雨入りを迎える6月…私は、少しでも、前に進むことができるのだろうか。

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夜、漠然とした不安が私を襲い、貴重な眠りを妨げる。さらに、突如として降り出した滝のような雨が、アパートの壁を打ち付け、それが、パチ、パチ、パチ、と弾ける雨音となって、掛け時計の針の音と共に部屋中を駆け回る。

私の、眠りを、容赦なく妨げる…

時計の針は、私の存在の有無に関わらず、淡々と進み続ける。時間が地平線のようにいつまでも広がり続ける一つの線だと考えると、私が今耳にしている雨音も、そして、この大雨も、永遠に降り止むことがないのではないかと、つい思ってしまう。

しかし、仮にそうだとしたら、私は、永遠に眠れないではないか…

急な雨の後の早朝は、無駄な熱気を洗い流したかのように、辺りの空気は嘘みたいに冷たくなる。初夏の、気怠い蒸し暑さも、すべて帳消しにして…

私は、うまく寝付けず、最悪な気分のまま、僅かに外の明かりの入ったカーテンを開け、窓を開け、まだ太陽の出ていない深い青色の空を仰ぎ見るだろう。そして、雨の影響で冷たくなった空気を肌で感じながら、「今日も生きていこう」と、何となく決意する。

…おやすみなさい…