心はいつも雨模様

記憶より記録

驟雨日記 ~こころ~

今日は久しぶりに上司にキレられたので、若干イライラ気味です。できるだけ穏便にことを運んでいきたいのですが、人間関係は迷路のように複雑で、なかなか思うようにはいきません。理不尽に怒ってきても、会社という小さな世界は、ただ仕事のできるクソ上司が評価されるから、面倒です。

先日、本屋さんの中をフラフラ歩いていると、一冊だけ、やわらかな雰囲気を漂わせたマンガが目に留まりました。

精神科ナースになったわけ (コミックエッセイの森)
こころが壊れる瞬間は、どういったときなのか。

普段は何とか平常心を保って生活を送れていますが、ある日突然、プツンと糸が切れて、耐えられなくなるときがくるかもしれません。

このマンガは、こころの病を患った人が、今後どのようにして毎日を送ったらいいのかを、主人公である精神科のナースが考えていくお話です。絵は可愛らしいけど、内容はちょっぴり重いので、注意して読む必要があります。重いけど、考えさせられることがたくさんありました。私はまだ、こころの一線を越えたことがないので、全ての内容が興味深く、食い入るように読み進めてしまいました。中村文則さんの作品といい、私はどうやら、人のこころについて描かれた本が、胸を打たれる傾向にあるようです。

あんのクソ上司は、今後も私のストレスの根源になってきます。でも、あんのクソ上司が原因でウジウジ悩んでいるのももったいないので、あんのクソ上司の戯言を受け流す術を身に着けていきたいと考えます。

小心者の私にとって、けっこうハードルが高い術だけど…。

 2017年4月27日