心はいつも雨模様

記憶より記録

Webライター戦記 ~反省~

う~ん、と唸る。 どうも今月はライターの収入がスズメの涙程度だった。 4月の戦果:684円 このままだと目標の「Macのパソコンを買う」を実現できない。口だけの人間になりたくない。 何がいけなかったのか、色々反省点を上げていこうと思う。 書きたい案件…

妄想手紙 ~ 幼馴染へ送る 5通目 (私) ~

ヤマジュンさま 拝復 5月は春なのか夏なのかよく分からないけど、外をちょっと出歩いただけで汗が滲むので、俺的には夏に該当する。もうすっかり初夏だよ初夏。しょかしょかしょか。ガラスのように透き通った冷たいサイダーが恋しくなるなぁ、友よ。 辟易と…

驟雨日記 ~夜の散歩~

夜の散歩が好きだ。 昼間は人でごみごみとしている場所も、お空に真っ黒なカーテンを敷き詰めれば、人は怯えたように自分達の巣穴に潜り込んでいく。 私は、その時間帯を狙って外に出る。人はいるけど、まばらなので、まるで世界が自分を最も必要としてくれ…

驟雨日記 ~こころ~

今日は久しぶりに上司にキレられたので、若干イライラ気味です。できるだけ穏便にことを運んでいきたいのですが、人間関係は迷路のように複雑で、なかなか思うようにはいきません。理不尽に怒ってきても、会社という小さな世界は、ただ仕事のできるクソ上司…

驟雨日記 ~良いこと続きの最近~

毎日会社に通っているにもかかわらず、今日が何日なのかがすぐに頭から出てきませんでした。二十代半ばにして早くも老化の一途を辿っていると感じずにはいられない日々を送っています。時間がないときはこの驟雨日記を書こうと思います。自分がどのようなこ…

妄想手紙 ~ 幼馴染へ送る 4通目 (友人) ~

マルイネコ様 長い長い手紙をどうもありがとう。僕は読んでて苦痛ではなかったけど、マルイネコは大変だったんじゃないかな?確かに、お互い簡潔にまとめるべきではあるけど、くだらない文章をだらだらと読むのも僕は好きだから、マルイネコは別に今のままで…

睡眠写真

私は眠りが浅い。 それ故、変な夢をよく見るし、夜中に目が覚めたりもする。 浅い眠りが起因しているのか、朝はとてつもなく弱い。 目覚ましが鳴っても、起きられない。 目覚ましを止めて、やっとこさ体を起き上がらせても、5分くらいはボーっとしてる。 眠…

Webライター戦記 ~悪夢~

自分の書いた文章がお金に代わるなんて、とっても素敵なことですよね。まるで作家のように想像力を働かせてお金を稼ぐのですから、たとえ辛くてもやりがいがあるからとても楽しいです。自分の思いが誰かに届くことを考えると、嬉しさが胸の底からふつふつと…

【映画】『夜は短し歩けよ乙女』の感想

純真な心を持った黒髪の乙女と、回りくどいナカメ作戦(なるべく彼女の目にとまる作戦)を決行する腐れ大学生の先輩が、互いに面白おかしい出来事に遭遇しながらも、最終的には出逢いの御縁に結ばれる、ファンタジーでありながら甘酸っぱい恋愛要素も含まれる…

桜が運んできたもの

多くの車が行き交う大通りを外れ、人気の少ない道を歩いていました。空は雨雲に覆われていて、今にも滝のような雨が落ちてきそうな空模様でした。そんな湿っぽい心持と空間を泳いでいる中で、突然、私を誘惑するかのように、一枚の桜の花びらが鼻先を掠めて…

魔法の珈琲

飲むと口の中に広がる苦みがたまらなく心地よい。そう感じ始めたのはいつからだろうか。 子供の頃、初めて珈琲を口にしたとき、真っ先に口から出た言葉は「まじい…」の一言だった。こんなに苦くて、香りも独特で、カフェインというよく分からない成分の入っ…

Webライター戦記 ~戦果~

昨年の12月頃に、生きることに対して危機感を覚えた。 理由は、もし会社を辞めたら、お金を稼ぐことができなくなるからだ。 辞めたい、辞めたい、と言ってる割に、結局は会社に頼らないと生きていけない。 私は無力だ。無能だ。屑だ。そのようにして悲観的な…

今年はMr.Childrenがデビュー25周年なので、好きなアルバムを淡々と語っていく。

今年はMr.Childrenがデビュー25周年ということもあり、DOME&STADIUM TUOR 2017 Thanksgiving 25が開催される。今のところ私は京セラドームのライブに参加する予定なので、自分の中のミスチルの知識を改めて整理していき、これから参加するライブがより楽し…

野球部の実態

甲子園で青春の汗を流し、無我夢中に白球を追いかけている野球部員の姿を観ていると、不意に懐かしさが込み上げてくる。なぜなら、かつては私も高校球児だったからだ。最後の練習試合で初めての柵越えホームランを打ったのが、遠い昔の出来事のようで、時間…

ブログにおいての自分ルール

最近はそこら辺に落ちている時間の欠片を必死に掻き集めても時間が足りないので、ブログを書くにあたって自分なりのルールを設けようと思う。効率よくそして楽しくブログを書いていき「継続は力なり」を実現していきたい。 ルールその1:1時間以上は文章を…

妄想手紙 ~ 幼馴染へ送る 3通目 (私) ~

ヤマジュン様 拝啓 俺より長文で手紙を返してくるとはさすがやるな。コノヤロウ。しょうもない腐れ縁だけはある。 4月の半ばになると東京の桜も散り始めている頃ではないだろうか?大阪城の周りに咲き誇る満開の桜は本当に綺麗だったよ。でも満開の姿は一瞬…

平成の若者が見る太陽の塔は普通すぎるほど壮大だった。

昔の映像がテレビ画面に写し出されるたびに、私は、今を生きていることを強く実感する。特に太陽の塔はそうだった。昔の映像で塔が映し出されるたびに、私はこの時代に生きていない、そう強く感じた。まるでその塔が時代の中心のように。 おそらく私だけでな…

指導する立場を経験した感想

「もっと分かりやすく教えてくれたらなあ」 学生の頃、授業を受ける側の私はいつもそう思っていました。はあ、とため息をつき、窓の外をぼーっと眺め、太陽の光を受けてキラキラと輝きを放つ飛行機を見つけては「飛行機星発見!」と考えていたあの頃の若かり…

妄想手紙 ~ 幼馴染へ送る 2通目 (友人) ~

マルイネコ様 拝啓…なんて滅多に書かないから今すごく新鮮な気持ちだよ。ポストの中を覗いた時、マルイネコからの手紙が入っていたから本当に驚いた。丁寧に封をした手紙を見て、相変わらず物好きだなあと、つい笑ってしまったよ。 東京は、ポツポツと桜の花…

今週観た映画『キングコング:髑髏島の巨神』の簡単な感想

映画の簡単な感想 巨大生物のリアルさと迫力さの両方を兼ね備えた映像が魅力的で、観るものすべてを圧巻の渦に巻き込むような、そんな映画だった。洋画はあまり観ない(というか映画はそれほど詳しくないので観るたびに新鮮さを感じている)ので、どんな感じな…

約半年間、映画に費やした金額

2016年の秋、「今年は映画の秋にするぞ」と意気込み、週に一度は映画館で映画を鑑賞することを目標に掲げた。しかし2017年に入り、その目標が地味に続いている為、今の私の財政を圧迫している。「継続は力なり」は素晴らしいことだけど、それなりに休憩を取…

妄想手紙 ~ 幼馴染へ送る 1通目 (私) ~

森見登美彦さんの『恋文の技術』や夏目漱石の『漱石書簡集』そして姫野カオルコさんの『終業式』の書簡体小説が大好きすぎるので、自分も真似て、たまに手紙形式で記事を書いていきたいと思う。 タイトルは妄想手紙と書いているけど、実際に起きたことやその…

初めて指導する立場を経験します。

私は生まれてこの方、誰かを指導する立場に立ったことがありません。思い起こせばいつも指導される側にいたように思います。"指導"と聞くと少し堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、誰かに対して何かを親身になって教える、いわば講師のような仕事も、…

マスクの下に隠された秘密

冬に吹き荒ぶ乾いた風が、厄介なインフルエンザウイルスを運んでくるのは、自身の体調を管理するために、知っていて当たり前のこと。人々のマスク姿は、クリスマスツリーを眺めるくらいに、もはや冬の風物詩になっているのは言うまでもない。最もクリスマス…

アナログレコードを買ってみた

iPodやウォークマンが主流となっているこのご時世に、優雅に回転するアナログレコードを眺めながら、小洒落た音楽に聴き入る二十代半ばの野郎が、一体日本にどれくら存在するのだろうか。二年前から万年筆で手紙を書き始め、そして、最近はアナログレコード…

生きていくうえで大切なことは、忘れてしまうこと。

最近思うのが、悩みやストレスの根源的な要因は、過去の失敗をいつまでも引きずってしまうことにある、ということ。 先月あたりはもう駄目だと思った。嫌なことが忘れられず、それらが積み重なっていき、少しずつ心が押し潰されていった。 甘く見ていた。心…

中村文則さんの小説との出会い

初めて中村文則さんの小説を読んだのが、大学3,4年生くらいの頃だったろうか。当時からクソ真面目だった私は、この先の進路や人生のことに思い悩んで、何をしてもボンヤリと考え込んでしまうような日々を送っていた。もちろん何もしていなかったわけではない…

ヘンテコな年越し

世の中の人々は年越しをどのように過ごしているのだろうか。今まで私は、地元の友達と遊んだり、実家でのんびりと過ごしたりと、ありきたりな年越しがほとんどだった。だから年越しの過ごし方というのを特に考えたりすることはなかった。私と同じように何も…

『聲の形』を観て思ったこと

昨年、秋の深まる時季に映画『聲の形』を観に行った。『君の名は。』があまりにも人気すぎて存在感が薄れてしまった映画だけど、『君の名は。』に十分匹敵するくらいの素晴らしい作品だった。全体のストーリーに強く胸を打たれてしまい、ついつい漫画も購入…

本(小説)を読むことの意味

いつから本を読み始めたのだろうか。小~中学生の頃は全く本を読む習慣がなかったのに、今となっては、なくてはならない一つの大切な習慣となっている。思い返してみると、ある一つの出来事が私に本を読むきっかけを与えてくれたように思う。 それは私が高校…