心はいつも雨模様

記憶より記録

驟雨日記 "ため息交じりの金曜日"

この世で最も尊い曜日は金曜日。そう答える人の割合は3人に2人くらい、いや10人中9人は口を揃えて金曜日の尊さを訴えるのではなかろうか。 ただ、6月の最後の金曜日は湿っぽかった。プールサイドにいるかのような梅雨らしいジメッとした空気が社内を充満して…

驟雨日記 ~ 梅田と難波を使い分け ~

大阪で何か買い物をするなら、まず真っ先に思い浮かぶ場所が梅田か難波だ。この大阪の二大地域は休日のみならず平日も多くの人で賑わいを見せている。どちらも地下鉄の御堂筋線で簡単に行くことが出来るから、地元の人や旅行者でごった返す。 お店がたくさん…

漱石探究記 ~ 漱石全集第一巻『吾輩は猫である』を読んで ~

はじめに どのようなストーリーなのか 魅力的だと思う場面 反対の意見など 作品を通じて何を学んだか 終わりに はじめに 昭和3,4年に発行された漱石全集は全部で20冊あり、第1巻は漱石の処女作である「吾輩は猫である」(以下<猫>と呼ぶ)から始まる。約90年…

ボウリングのピンを気持ちよく倒す方法

一昨日会社で少人数のボウリング大会があった。ボウリングは苦手なのであまり乗り気ではなかったのだけど、無下に断るのも悪いと思ったので、しぶしぶ「行きます」と参加の意を表明した。 今回はボウリングのピンを気持ちよく倒す方法を編み出したので、ここ…

驟雨日記 ~ 夏目漱石の本を受け取る ~

一日の仕事を終え、アパートに帰ってすぐにシャワーを浴び、そのまま椅子に座りホッと一息つく。「今日も何もなかったなあ」と、変化のない日々に文句を言いながらも、しばらくすると、仕事の疲れが出てきたのか、机の上でウトウトとし始める。 そんな矢先の…

夏目漱石の世界を旅してみようと思う

「夏目漱石の世界を旅してみよう」 そのような考えに至った理由は三つある。どれも中村文則さんの文学講座に参加し、そこで得た知識と感慨深いお話を参考にして、自分のやるべきことを見定めた上での考えだ。 読書の幅を広げる努力をし、見識を高める。 夏目…

映画『花戦さ』を観て

30回以上映画館で映画を観て 社会人になってから、映画館に足を運んだ回数がついに30を超えた。映画通にはまだまだほど遠い回数だけど、最近は見たい映画を上映が開始される前の予告で決めるようになったから、以前よりも映画に対する期待や興味、そして関心…

雨のちゴキ

驚愕するほどの出来事を味わったのは今回で二度目。 ついに奴が現れた。神がかり的な俊敏性と、ダイヤのごとくキラキラと黒光りするボディを兼ね備えたゴキ様。 私は、一人暮らしを始めるときに、ある目標を立てた。それはゴキ様が私の前に現れないように、…

Mの逮捕

大阪府大阪市に住む男性会社員のM容疑者が昨日八時頃、市内の駅構内の改札口で突然奇妙な行動をとり、そのまま警察に逮捕された。警察が駆けつける前にはすでに駅員に取押えられており、朝の通勤ラッシュの邪魔になるからと待合室で待機させていた。駅員の話…

2017年、初夏、東京③

5月は東京に行く機会が多く、6月になっても未だに東京の出来事を纏めきれずにいたので、今回で全て纏めようと思います。中村文則さんの文学講座に参加したことは詳細に記しましたが、腐れ縁の友人に会い、くだらない時間を過ごしたことは書いていませんでし…

梅雨入り前の眠れない日

今週はかなりキツイ週となった。このままこの生活を続けていけば、きっと、私自身が壊れてしまうだろう。5月の走り梅雨が去り、本格的な梅雨入りを迎える6月…私は、少しでも、前に進むことができるのだろうか。 夜、漠然とした不安が私を襲い、貴重な眠りを…

モダンタイムスから学んだこと

伊坂幸太郎さんの『モダンタイムス』を読み終えた。これで伊坂さんの本はほぼ読み尽したことになる。私は学生の頃から好きな作家さんの本をできるだけ読まないように努めてきた。その理由は、全部読んでしまうと、今後の人生の楽しみがなくなってしまうから…

驟雨日記 ~ くるくる回る地球儀を眺めて~

頬杖をつきながら、地球をぼうっと眺めるのが最近のマイブーム。 ”地球儀”と聞くと、手でくるくると回転させて、世界全体を神様のごとく眺めたり、特定の国や地域を探して楽しんだりするのをイメージする人がきっと多いはずだ。 でもね、最近の地球儀は進化…

中村文則さんの文学講座に参加して。

作家、中村文則さんの「人生に、文学を」オープン講座に参加してきた。今後の人生のために、書き残しておく。感想を書くのは昔から苦手だけど、大切だ!と思ったことを文章にして書き残すことは大事だと思うから、頑張って書く。少々荒っぽい文章になるが、…

若者が一人、また一人と消えていく

若い社員が、また一人去っていく。 先日は若い営業の方が東京に駆り出され、そして明日は、一年間同じ部署でお世話になった先輩エンジニアの方が、東京に行ってしまう。 私の所属している会社は、社員数30人前後の小さな中小企業だ。やってることは、手を結…

【プロフィール】私のこと

せっかくブログを書いているのだから、自分がどのような人間なのかを見つめ直してみたいと思う。この自己分析が自分の何かしらの気づきになったり、このブログに足を運んでくれている人たちのプロフィールになってくれたら嬉しい。プロフィールとしては、か…

驟雨日記 ~ 夜行バスにて ~

中村文則さんの文学講座に参加するために、東京へと足を運ぶ。今、夜行バスにてこの日記を書いている。課題図書が出ていて、何とか当日までに読み終えることができた。中村文則著「私の消滅」とアルベール・カミュ著「転落・追放と王国」の2冊。正直、カミ…

「オーデュボンの祈り」は小説の原石

私が伊坂幸太郎さんの小説と出会ったのは、一人暮らしのヒの字も知らない、まだまだ完全な親離れができていない大学一回生の頃でした。積極的に友人を作り「ウェーイ」と言いながら酒をたらふく飲むTHE大学生でもなかったので、基本的に暇を持て余していまし…

驟雨日記 ~ 頭痛がひどい日 ~

頭が痛い。それも割れんばかりに。 社会人になってから頭痛に見舞われるようになった。もともと頭痛持ち、というわけではなく、社会人になる前は、お腹が弱いこと以外はいたって健康だった。しかし、どういうわけか、社会人になった途端に急な頭痛に襲われる…

妄想手紙 ~ 伏見稲荷大社での出来事 6通目 (友人) ~

マルイネコ様 拝啓 6月の半ば、梅雨の時季に入り、今週も雨の日の通勤が多かったよ。僕は長続きする雨があまり好きじゃない。だって、洗濯物はなかなか乾かないし、食べ物も放っておいたらすぐにカビが生えてしまうからね。先日は食パンからキノコが生えてい…

一生涯付き合える趣味を考えてみた

「これが私の趣味だ!」と、堂々と言える趣味が私にはない。読書だってぼちぼちだし、文章を書いたりするのもたまに嫌気が差したりすることもあるので、本当の趣味とは言えない。どちらかというと仕事寄りになってしまう。最近、五月病を発症したけど、基本…

驟雨日記 ~ 5月病 ~

あと数週間で今年の折り返しを迎えるこの現実を、一体誰が受け止められようか。なに一つ実りのない日々を過ごしたこの半年間に反省の余地さえない。限りある時間は大切であるにも関わらずこんなにもずさんに扱う自分が許せない。許せないと思っているのにな…

2017年、初夏、東京②

私「ゴールデンウィークに東京行くので一緒に遊びませんか?」先輩「いいよー。どこ行きたいかなー?」私「秋葉原の街並みが気になりますね」先輩「よし行こう!アキバで待ち合わせにしよう」…というわけでゴールデンウィークの2日目は秋葉原から始まりまし…

2017年、初夏、東京①

ゴールデンウィークの二日間は東京に行きました。目的はスガフェスに参加すること、そして、会社の先輩に会いに行くことです。 昨年の夏に、中村文則さんのサイン会に参加するため、初めて東京に行きました。その時に抱いた感想は「人が多い!」でした。もち…

眠れない夜に小五郎を。

目を瞑り、いざ眠りにつこうとしても、どうしても眠れない時がある。 それは何かの大会前の緊張であるとか、恋人との初デート前日のドキがムネムネ状態であるとか、そういった新鮮味のある感情ではなく、ただ単に、眠れない夜のことを指す。これは非常に辛い…

驟雨日記 ~断捨離~

私の部屋はいろいろな本が散乱している。だから部屋が少しばかり窮屈だ。 必要のない本は、捨てたり、売りさばいたりしたいところだけど、読んだ本をゆったりと眺めるのが私の趣味の一つなので、どうしても手放すことができない。 しかし、それだと一向に部…

妄想手紙 ~ 幼馴染へ送る (メール)~

TO :マルイネコ様 , 桜瀬春子様 , りょっぱ様FROM :ヤマジュン 旅行の待ち合わせ場所と時間が決まりました。12時過ぎに、京都駅の①番乗り場の改札口に集合できるようにしてください。遅刻しそうなら、僕に連絡ください。でも遅刻は極力しないようにお願い…

Webライター戦記 ~反省~

う~ん、と唸る。 どうも今月はライターの収入がスズメの涙程度だった。 4月の戦果:684円 このままだと目標の「Macのパソコンを買う」を実現できない。口だけの人間になりたくない。 何がいけなかったのか、色々反省点を上げていこうと思う。 書きたい案件…

妄想手紙 ~ 幼馴染へ送る 5通目 (私) ~

ヤマジュンさま 拝復 5月は春なのか夏なのかよく分からないけど、外をちょっと出歩いただけで汗が滲むので、俺的には夏に該当する。もうすっかり初夏だよ初夏。しょかしょかしょか。ガラスのように透き通った冷たいサイダーが恋しくなるなぁ、友よ。 辟易と…

驟雨日記 ~夜の散歩~

夜の散歩が好きだ。 昼間は人でごみごみとしている場所も、お空に真っ黒なカーテンを敷き詰めれば、人は怯えたように自分達の巣穴に潜り込んでいく。 私は、その時間帯を狙って外に出る。人はいるけど、まばらなので、まるで世界が自分を最も必要としてくれ…

驟雨日記 ~こころ~

今日は久しぶりに上司にキレられたので、若干イライラ気味です。できるだけ穏便にことを運んでいきたいのですが、人間関係は迷路のように複雑で、なかなか思うようにはいきません。理不尽に怒ってきても、会社という小さな世界は、ただ仕事のできるクソ上司…

驟雨日記 ~良いこと続きの最近~

毎日会社に通っているにもかかわらず、今日が何日なのかがすぐに頭から出てきませんでした。二十代半ばにして早くも老化の一途を辿っていると感じずにはいられない日々を送っています。時間がないときはこの驟雨日記を書こうと思います。自分がどのようなこ…

妄想手紙 ~ 幼馴染へ送る 4通目 (友人) ~

マルイネコ様 長い長い手紙をどうもありがとう。僕は読んでて苦痛ではなかったけど、マルイネコは大変だったんじゃないかな?確かに、お互い簡潔にまとめるべきではあるけど、くだらない文章をだらだらと読むのも僕は好きだから、マルイネコは別に今のままで…

睡眠写真

私は眠りが浅い。 それ故、変な夢をよく見るし、夜中に目が覚めたりもする。 浅い眠りが起因しているのか、朝はとてつもなく弱い。 目覚ましが鳴っても、起きられない。 目覚ましを止めて、やっとこさ体を起き上がらせても、5分くらいはボーっとしてる。 眠…

Webライター戦記 ~悪夢~

自分の書いた文章がお金に代わるなんて、とっても素敵なことですよね。まるで作家のように想像力を働かせてお金を稼ぐのですから、たとえ辛くてもやりがいがあるからとても楽しいです。自分の思いが誰かに届くことを考えると、嬉しさが胸の底からふつふつと…

【映画】『夜は短し歩けよ乙女』の感想

純真な心を持った黒髪の乙女と、回りくどいナカメ作戦(なるべく彼女の目にとまる作戦)を決行する腐れ大学生の先輩が、互いに面白おかしい出来事に遭遇しながらも、最終的には出逢いの御縁に結ばれる、ファンタジーでありながら甘酸っぱい恋愛要素も含まれる…

桜が運んできたもの

多くの車が行き交う大通りを外れ、人気の少ない道を歩いていました。空は雨雲に覆われていて、今にも滝のような雨が落ちてきそうな空模様でした。そんな湿っぽい心持と空間を泳いでいる中で、突然、私を誘惑するかのように、一枚の桜の花びらが鼻先を掠めて…

魔法の珈琲

飲むと口の中に広がる苦みがたまらなく心地よい。そう感じ始めたのはいつからだろうか。 子供の頃、初めて珈琲を口にしたとき、真っ先に口から出た言葉は「まじい…」の一言だった。こんなに苦くて、香りも独特で、カフェインというよく分からない成分の入っ…

Webライター戦記 ~戦果~

昨年の12月頃に、生きることに対して危機感を覚えた。 理由は、もし会社を辞めたら、お金を稼ぐことができなくなるからだ。 辞めたい、辞めたい、と言ってる割に、結局は会社に頼らないと生きていけない。 私は無力だ。無能だ。屑だ。そのようにして悲観的な…

今年はMr.Childrenがデビュー25周年なので、好きなアルバムを淡々と語っていく。

今年はMr.Childrenがデビュー25周年ということもあり、DOME&STADIUM TUOR 2017 Thanksgiving 25が開催される。今のところ私は京セラドームのライブに参加する予定なので、自分の中のミスチルの知識を改めて整理していき、これから参加するライブがより楽し…

野球部の実態

甲子園で青春の汗を流し、無我夢中に白球を追いかけている野球部員の姿を観ていると、不意に懐かしさが込み上げてくる。なぜなら、かつては私も高校球児だったからだ。最後の練習試合で初めての柵越えホームランを打ったのが、遠い昔の出来事のようで、時間…

ブログにおいての自分ルール

最近はそこら辺に落ちている時間の欠片を必死に掻き集めても時間が足りないので、ブログを書くにあたって自分なりのルールを設けようと思う。効率よくそして楽しくブログを書いていき「継続は力なり」を実現していきたい。 ルールその1:1時間以上は文章を…

妄想手紙 ~ 幼馴染へ送る 3通目 (私) ~

ヤマジュン様 拝啓 俺より長文で手紙を返してくるとはさすがやるな。コノヤロウ。しょうもない腐れ縁だけはある。 4月の半ばになると東京の桜も散り始めている頃ではないだろうか?大阪城の周りに咲き誇る満開の桜は本当に綺麗だったよ。でも満開の姿は一瞬…

平成の若者が見る太陽の塔は普通すぎるほど壮大だった。

昔の映像がテレビ画面に写し出されるたびに、私は、今を生きていることを強く実感する。特に太陽の塔はそうだった。昔の映像で塔が映し出されるたびに、私はこの時代に生きていない、そう強く感じた。まるでその塔が時代の中心のように。 おそらく私だけでな…

指導する立場を経験した感想

「もっと分かりやすく教えてくれたらなあ」 学生の頃、授業を受ける側の私はいつもそう思っていました。はあ、とため息をつき、窓の外をぼーっと眺め、太陽の光を受けてキラキラと輝きを放つ飛行機を見つけては「飛行機星発見!」と考えていたあの頃の若かり…

妄想手紙 ~ 幼馴染へ送る 2通目 (友人) ~

マルイネコ様 拝啓…なんて滅多に書かないから今すごく新鮮な気持ちだよ。ポストの中を覗いた時、マルイネコからの手紙が入っていたから本当に驚いた。丁寧に封をした手紙を見て、相変わらず物好きだなあと、つい笑ってしまったよ。 東京は、ポツポツと桜の花…

今週観た映画『キングコング:髑髏島の巨神』の簡単な感想

映画の簡単な感想 巨大生物のリアルさと迫力さの両方を兼ね備えた映像が魅力的で、観るものすべてを圧巻の渦に巻き込むような、そんな映画だった。洋画はあまり観ない(というか映画はそれほど詳しくないので観るたびに新鮮さを感じている)ので、どんな感じな…

約半年間、映画に費やした金額

2016年の秋、「今年は映画の秋にするぞ」と意気込み、週に一度は映画館で映画を鑑賞することを目標に掲げた。しかし2017年に入り、その目標が地味に続いている為、今の私の財政を圧迫している。「継続は力なり」は素晴らしいことだけど、それなりに休憩を取…

妄想手紙 ~ 幼馴染へ送る 1通目 (私) ~

森見登美彦さんの『恋文の技術』や夏目漱石の『漱石書簡集』そして姫野カオルコさんの『終業式』の書簡体小説が大好きすぎるので、自分も真似て、たまに手紙形式で記事を書いていきたいと思う。 タイトルは妄想手紙と書いているけど、実際に起きたことやその…

初めて指導する立場を経験します。

私は生まれてこの方、誰かを指導する立場に立ったことがありません。思い起こせばいつも指導される側にいたように思います。"指導"と聞くと少し堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、誰かに対して何かを親身になって教える、いわば講師のような仕事も、…