心はいつも雨模様

記憶より記録

今年はMr.Childrenがデビュー25周年なので、好きなアルバムを淡々と語っていく。

今年はMr.Childrenがデビュー25周年ということもあり、DOME&STADIUM TUOR 2017 Thanksgiving 25が開催される。今のところ私は京セラドームのライブに参加する予定なので、自分の中のミスチルの知識を改めて整理していき、これから参加するライブがより楽しくなればいいなと思う。好きなアルバムを淡々と語るだけなので、優劣とかはまったくない。ちなみにファン歴10年目、まだまだ未熟者である。

Home

 HOME(通常盤)

このアルバムは、私がミスチルを知るきっかけとなった曲『14才の母』の主題歌「しるし」が収録されている。「しるし」を聴き、そして『Home』のアルバムを聴いて「私にはもうミスチルしかない!」と、ファンになることを心に決めた。その時、私はまだ14才だった。ちなみにミスチルがデビューした年に生まれたので、勝手に運命的なものを感じている。
全体を通して「何気ない日常にも、温かいものがたくさんあるんだよ」と訴えている曲が多い。特に「彩り」という曲は、このアルバムの核となっていて、そのようなメッセージが込められている。ジャケットも、彩りのPVで撮影された風景が使われている。
春のうららかな日に、散歩しながら聞くと、『Home』の良さがより引き立つ。個人的に一番思い入れのあるアルバム。

 Homeのおすすめの曲

箒星
彩り
・フェイク
・しるし

シフクノオト

 シフクノオト

『シフクノオト』は、私の一番好きなアルバム。「ミスチルを聴きたいけれど、どのアルバムを聴けばいいの?」と質問されたら、私は真っ先に「シフクノオト」と答える。理由は、他のアルバムにはない、心にポッカリと穴を空けるような、もどかしい曲が多いからだ。
繰り返される日々の、愛しさ、切なさ、もどかしさ、そのようなありったけの思いが、このアルバムに込められている。
好きな曲は「くるみ」。迷いがあるけど、前向きになろうとする歌詞が印象的。

どこかで掛け違えてきて
気が付けば一つ余ったボタン
同じようにして誰かが 持て余したボタンホールに
出会う事で意味が出来たならいい
出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
十字路に出くわすたび
迷いもするだろうけど


秋から冬にかけての季節、枯れ葉の舞う遊歩道を歩きながら聴くと良い。

シフクノオトのおすすめの曲

・掌 
くるみ
・Any
・タガタメ
・HERO

I LOVE U

 I LOVE U

ミスチルは愛について歌っている曲が多いけれど、「愛」を繊細に表現しているのがこのアルバムだと思う。未完のスタジアムツアーで、櫻井さんが「愛は、想像力で成り立っているんじゃないか」と言った。誰かを思うこと、それは、狂おしいほどの想像を持つことだと、櫻井さんの言葉や、このアルバムを聴いて、何となくだけど感じ取った。
Signやand i love you、未来など、有名な曲がたくさん収録されているけど、CANDYがずば抜けて良い。このアルバムになくてはならない一曲だと思う。この曲こそ、狂おしいほどの想像が施されている。DOME TOUR 2005 "I LOVE U"を見ると、よりその凄さが分かる。

I LOVE U のおすすめの

・Worlds end
・未来
・僕らの音
・and i love you
CANDY
・ランニングハイ
・Sign

It’s a wonderful world

It’s a wonderful world

このアルバムは、他のアルバムに比べてかなり完成度が高い。デビュー10周年に出されただけあって、一曲一曲が良曲ばかり。完成度が高いと語った理由は、分かりやすく、シンプルに伝えているところにある。単調なメロディーに乗せて、率直な歌詞を添えているので、とても耳に残りやすい。聴いた後は、つい口ずさんでしまうほどだ。特に「優しい歌」のように、明るく、シンプルに、楽しく歌っている曲は、聴いてるだけで幸せになれる。
このアルバムは、会社が帰りや、何かのレッスンを終えたなど、疲れた時に聴くと良いだろう。きっと心に染み入ってくる。

It’s a wonderful world のおすすめの曲

・蘇生
・one two three
youthful days
・ファスナー
・LOVE はじめました
・Drawing
・君が好き
・いつでも微笑みを
優しい歌
・It's a wonderful world

Q

Q

このアルバムは不思議さに満ちている。ゆえに何度聴いても飽きない。「口笛」のようにラブソングを歌った曲もあれば、「友とコーヒーと嘘と胃袋」のように、迷走した曲もある。とても癖のあるアルバムだと思うので、ミスチルをある程度好きになってから聴くと良い。
後、初めて「NOT FOUND」を聴いたときは衝撃的だった。愛することの意味を見いだせない葛藤を、颯爽と歌っている。迷いの中にある清々しさ。私にはよく分からない感情をこの曲は表現してくれている。
このアルバムは、人生に迷いを感じている人が聴くと、胸に来るものがあるかもしれない。

Qのおすすめの曲

・CENTER OF UNIVERSE
NOT FOUND
・つよがり
・友とコーヒーと嘘と胃袋
ロードムービー
・口笛
・Hallelujah

SUPERMARKET FANTASY

SUPERMARKET FANTASY [初回限定盤:CD+DVD]

子供が一目見たらキラキラと目を輝かせる、色とりどりの玩具やお菓子を詰め込んだようなアルバム。華やかで明るくなれる曲が多い。「終末のコンフィデンスソング」から独特のファンタジー感に吸い込まれ、その後、「HANABI」「エソラ」「東京」「GIFT」など、色鮮やかな曲が軽やかに流れていく。メロディーの疾走感が本当に良い。
誰かに感謝されたときなど、気分が良いときに聴くと、もっと心が弾んでいく。

SUPERMARKET FANTASY のおすすめの曲

HANABI
エソラ 
・少年 
・口がすべって
・東京 
GIFT
・花の匂い

SENSE

 SENSE

このアルバムは、広大な海の上をクジラと一緒に走りたくなるような、そんな伸び伸びとした気持ちにさせてくれる曲が多い。受験生時代、窮屈な世界に閉じ込められていた私は、鼓膜に『SENSE』の曲たちが染みつくんじゃないかというくらいに、何度も何度も繰り返し聴いた。そのおかげで辛い受験期を乗り越えることができた。第一志望には落ちたけど。
「擬態」の疾走感といい、「fanfare」の盛り上がりといい、私を何度も勇気付けてくれた。
ストレスが溜まっている時などに聴くと良い。自由さに満ちた曲たちが、荒んだ心を和らげてくれるだろう。

 SENSE のおすすめの曲

擬態
・365日
・ロックンロールは生きている
fanfare
・Prelude
・Forever

 [(an imitation) blood orange]

 [(an imitation) blood orange](通常盤)

ドラマの主題歌や、CMのテーマソングに使われた曲が多いので、一度は耳にした曲があるかもしれない。個人的にはまあまあなアルバム。なぜまあまあかというと、アルバム自体に強い印象がないからだ。一つ一つの曲が独り歩きしてるみたいなところがあるので、印象に残りにくい。それでも良曲揃いなのは間違いないので、あまり良いアルバムではないと思わないで欲しい。
「Marshmallow day」が個人的には一番良い。まるで3D映画、ハリウッドから飛び出したような曲で(笑)、聴いてるだけで胸が躍り、見るものすべてが楽しいものに思えてくる。
何か聴きたいなー、とミスチルの選曲に迷っている時に、このアルバムから適当に選んで聞くと良い。

[(an imitation) blood orange]のおすすめの曲

・hypnosis 
Marshmallow day 
・End of the day
・常套句
・pieces 
・かぞえうた
・Happy Song
・祈り ~涙の軌道 

REFLECTION

REFLECTION{Drip}初回盤

2015年に発売され、現時点では一番新しいアルバム。新しいやつだから、昔に比べればたいしたことないんだろう、と思う人が多いかもしれないが、その考えは極めて浅はかだ。過去の名曲と肩を並べる、あるいは、それを超えていくほどの曲があると私は思う。ミスチルは一体どこまで成長していくんだ、と、無限の可能性を感じさせてくれる。
言わずもがな、「未完」という曲がこのアルバムの中心的存在となっている。読んで字の如く「僕たちの音楽はまだまだ未完成です」という意味。「未完」を聴くと「まだまだ自分も成長していかなきゃだめだ」と思わせてくれる。
やる気を出したいときに聴くと良い。私は就活の時に耳にタコができるくらい聴いた。そのおかげで何とか就職することができた。

REFLECTIONのおすすめの曲

未完
・Melody
・Starting Over
・fantasy
・REM
・進化論
・足音~Be Strong
・放たれる
・運命 

深海

深海

「深海」を聴いて、「私も連れてってほしい、誰もいない、暗い世界に」そう思った。
ファンの間では名アルバムと言われているけど、私からしたら迷アルバム。これほどの暗い世界観を歌に乗せて届けることが出来るなんて…音楽の無限の可能性を感じた。Qと同じく癖のあるアルバムだと思うので、ある程度ミスチルが好きになってから聞くと良い。
このアルバムには、超有名な曲、「名もなき詩」が収録されている。「愛はきっと奪うでも、与えるでもなくて、気が付けばそこにあるもの」という歌詞は深い。愛は何気ない想像力から生まれるものだと再認識させられる。
梅雨時期など、モヤモヤした気持ちを抱いているときに聴くと良い。より深い世界観を感じられるかもしれない。

深海のおすすめの曲

シーラカンス
・Mirror
名もなき詩
・マシンガンをぶっ放せ
・花-Memento Mori-
深海

BOLERO

BOLERO

ヒマワリと少女の組み合わせは不気味で仕方ないけれど、そんな不気味さなんて吹き飛ばしてしまうくらいに、良曲が揃っている。この時、私はまだ5才くらいだったので、ミスチルのミの字も知らないガキだった。その当時の人気沸騰時代の曲が、このアルバムに収録されている。
「Tomorrow never know」や、「シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~」は、知らない人なんていないレベルではないだろうか。カラオケのランキングでは上位に食い込んでくる。たぶん。
「ALIVE」が名(迷)曲なのはここだけの秘密。

BOLEROのおすすめの曲

・es~Theme of es~
・シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~
ALIVE
・everybody goes-秩序のな
ボレロ
Tomorrow never know

DISCOVERY

 DISCOVERY

ミスチルらしいといったら変だけど、彼らにしか奏でられない音楽がこのアルバムに詰まっている。「ニシエヒガシエ」「光の射す方へ」「終わりなき旅」これらを聴かずして、ミスチルは語れない。それくらい威厳の纏った曲がこのアルバムには存在している。

特に「終わりなき旅」は名曲中の名曲。単調なメロディーの中に、心にそっと寄り添うような歌詞は、誰もがその歌に釘付けになる。
ライブでは必ずと言っていいほど歌ってくれる。ファンは終わりなき旅を聴いて、涙を流す。ライブに行くと、この曲に支えられている人がたくさんいるんだなー、と、曲に対する重みというものを感じさせてくれる。
シフクノオトと同じくらいにおすすめしたいアルバム。

DISCOVERY のおすすめの曲

光の射す方へ
ニシエヒガシエ
・Simple
・I’ll be
終わりなき旅

以上、たくさんのアルバムを自分なりに語ってきたけど、あくまで私が思うアルバムの印象を語ったまでです。違った想いを抱いている人は、当然たくさんいるし、むしろそうであって欲しいと私は願っています。誰かがこの記事を読んで、少しでもミスチルに興味を持ったり、共感してくれたり、聴きたい曲が増えてくれたら、それだけで嬉しく思います。

 

 

野球部の実態

 甲子園で青春の汗を流し、無我夢中に白球を追いかけている野球部員の姿を観ていると、不意に懐かしさが込み上げてくる。なぜなら、かつては私も高校球児だったからだ。最後の練習試合で初めての柵越えホームランを打ったのが、遠い昔の出来事のようで、時間の早さを感じさせる。現在の私の華奢な身体は、野球をやっていたかつての野球小僧には見えず、不健康な引きこもりのそれだ。今回はみんなが疑問に思っているであろう、野球部を取り巻く謎についてダラダラと言及していきたい。

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  • マネージャーと青春ラブストーリーは成立するのか?

 成立しない。残念。恋仲になっても茶化されるだけだし、もし仮に別れでもしてしまうと、気まずい雰囲気のまま部活に取り組まないといけない。部員仲間からも責められる。ゆえにデメリットが大きい。でも絶対ないとは言いきれないので希望は捨てないで。かつてはマネージャーと付き合っていた時代があったんだぜ、と漫画のようなありきたりな青春ラブストーリーを酒の肴にして自慢できる日が来るかもしれない。しかし、基本的には他校の野球部のイケメン君と付き合うことになるので、頑張ろう。

  • 野球って、三振とホームランで成り立っているの? 

 成り立ってない。漫画やアニメは三振とホームランのシーンが多いが、現実の野球はすごく地味。プロのように身体つきや生まれ持ったセンスが備わっていないので、1点の重みがある。フォアボールを誘ったり、バントをしたり、エラーを願ったり、運や工夫を駆使して点を取らなければいけない。メジャーの茂○五郎のようにはいかないぜ。

  • 漫画やアニメはかっこいいセリフが散りばめられていますが、実際はどうなの?

 基本的には何も考えない。感覚的にやっている人が多い。来た球を打ち、そして取る。ただそれだけ。それで精一杯。私の場合は監督がヤクザっぽかったので、なるべく怒られないように努めてた。「これがおれの最高の球だ。打ってみやがれ」「くそ、なんて球だ。でも俺はこの球を打つために今日までずっと辛い練習に耐えてきたんだ。絶対に、打つ」なんていちいち考えない。考えてられない。 

  • なぜみんな坊主頭なの?

 暗黙の了解。坊主にしないと先輩や監督に怒られる。したがって、坊主。

 仮にロン毛だと、ボールを打ったり投げたりするときに、煩わしくなる。なので、坊主。

 スポーツ刈りにすれえばいいじゃないかと思われるかもしれないが、夏の炎天下のグラウンドの上では坊主にしないと熱中症で倒れてしまう。だから、坊主。 

  • なぜあんなに大声を出すの?

 試合の時はチーム一丸となって戦わなくてはいけないので、掛け声がチームワークを形成する一つのポイントになる。それと守備の時は声を出して意思疎通をしないといけない。ぶつかると大怪我をする。

  • サボる人はいるの?

 サボれない。一日でもサボると、「あいつ、なに休んでんだよ!」とブーブー文句を言われる。それは基本的に休んだ奴が羨ましいだけだ。

  • 野球部はなぜ頭が悪い印象があるの?

    基本的に阿保の集まり。野球バカ。ちなみに私は赤点よりプラス1、2点取るのが得意だった。生粋の阿保である。

  • 冬の練習は陸上部より走っているが、意味あるの?

 足腰を鍛えるためには走り込みは大切。ただ走りすぎなのは私も疑問に思う。多くの人が疲労骨折で倒れていたのは、本当に馬鹿げていると思ったよ。

  • 雨の日は嬉しい?

 雨の日はお祭り。練習は軽くなるし、家には早く帰れる。良いことづくし。
    嬉しさあまりに、雨なのにグラウンドを裸で走り回っている阿保がいたよ。でも、そんな面白い阿保がいたから、辛い練習にも耐えてこれたのだと、今になっては思う。

 こんな感じかな。野球とは7年前に縁を切ったので、あまり詳しいことは思い出せない。
 しかし未だに、野球の練習をしなくちゃ、と夢の中で焦る時があるので、野球って恐ろしいなと思う。

ブログにおいての自分ルール

 最近はそこら辺に落ちている時間の欠片を必死に掻き集めても時間が足りないので、ブログを書くにあたって自分なりのルールを設けようと思う。効率よくそして楽しくブログを書いていき「継続は力なり」を実現していきたい。

  • ルールその1:1時間以上は文章を書かない。

 長く文章を書くのは疲れるし、集中力も続かない。何より執筆が嫌いになったら元も子もない。

  • ルールその2:1時間以内で一つの記事を書き切ろうとしない。

 何日でもかかっていいから、自分のペースで記事を書く。とにかく毎日書くことを意識する。

  • ルールその3:自分らしい記事を書く。

 ライターの案件のような客観的で堅苦しい文章は書かない。自分の色を出す。

  • ルールその4:楽しく書く。

 これが最も大事。楽しさがなければブログをやる意味がない。楽しくないのは仕事だけで十分だ。

 以上のことを守ろうと思う。他にも自分ルールが思い浮かんだら、この記事の加筆修正あるいは新たに自分ルール用の記事を書いてしっかりと振り返っていきたい。